子供が生まれてきて嬉しいという感情が生まれてきたら、育児と仕事の両立が始まります。これは、ママもパパも変わりません。比重としては、女性の方が育児の時間が多くなる傾向にありますが、自分の場合は育児も時間交代的な手法を取っているので、どうしても時間が足らない様な状況が起こってしまいがちです。今回は、何をするにも時間が足らない！子育て仕事の両立が大変な訳についてお伝えします。
子育てと仕事の両立について
男性と女性とでは、育児と仕事のワークバランスが異なるといった情報を目にする機会があり、男性の方が育児する時間が少なく、女性の方が仕事の時間が身近くなりがちといったニュースなどを目にする機会は多いと思います。しかし、保育園などに預けられるようになると、女性の仕事の時間が伸びる割に、子育ての時間の比重は平等にはならないというご家庭は多いのではないでしょうか？
ママへの負担は大きく、精神的にも肉体的にも参ってしまうといった情報を目にする機会は多いです。
もちろん、パパがそのケアであったり、負担を軽減できるようなう働きも大切なのですが、そう簡単にはいかないとも考えられます。
共働きなんだから、両社が負担し合わなければいけないといった感覚を持つのは分かるのですが、収入面で男性の稼ぎが大きいのであれば、パパのキャリアップや昇進に昇給に舵を取った方が、実際は生活水準も上がるため、大きなメリットになるでしょう。
ここで、ママの方が収入も良く、キャリアアップが見込めるのであれば、ママの負担を軽減しなければ、話になりません。
お金は子育てにおいても非常に重要です。家事というのは、正直言うと質や能力をかんがえなければ、誰でもできます。これは、自分の経験則として言っていますので、必ずしも正解とは言いません。
ですが、お金を多く稼ぐ方の時間を融通していかなければ、ストレスも溜まりますし、お互いの生活・子供のいる生活を満足いくものにすることはできません。
男性に平等な家事を期待するのは間違い？
では、世の女性の多くが男性も平等な家事をやって欲しいという事を言いますが、女性が家庭に入り男性が外で稼いでくる。
その仕組みを良しとせず、働いてくたくたになった男性に、家事をやって欲しいというのは、少し違うと思います。
要は、負担をどちらが多く持っているのかではなく、お互いがどうやれば負担を軽減しより良い暮らしを送れるかが重要で、どちらか片方だけが苦しいという感情ばかり高まれば、家庭の不和にも繋がります。
しかし、一生懸命働いている男性が悪者にされるのも何か違うとも感じるのです。
毎晩飲み歩いているのであれば、当然咎めて良いのですが、残業で遅くなっている・後輩の教育に時間を費やしているなどは、自身のキャリアアップには不可欠な状況でもあるため、その見極めができなければ、男性が負担が大きくなり、浮気であったり家に寄り付かなくなる理由にも繋がっていきます。
これは、あくまで男性が働きに出て、女性が家で育児を行っている家庭の状況であり、女性も働きに出ている場合であれば、どちらが会社でどのレベルのポジションに属しているのかによって、裁量を決めていく必要性があります。ママが社会復帰して、キャリア・収入が旦那よりも高ければ、男性側が頑張るしかありません。これは、当然の話です。
男性が育児に取り組まなくて良いと言うのではなく、時間をどのように分けて負担をお互いに軽減し、ライフワークを調整することが重要なのです。
育児をしないは絶対にダメ！
かといって、男性が全く育児に参加してくれないというのは、論外です。
ママが子供との時間だけとなれば、不安やストレスを抱えている状況となれば、フォローする・育児に積極的に参加するのが当然のことです。
男性にも出来ることはいくつもあります。
しかし、何かをママが頼んでも、できない・分からないといってしまうパパは実際は多く、聞こうとしない・やろうとしない。ではいけません。
ママも楽をしたい訳ではありません。
手を借りてでも時間を作りたいのです。他にやらなければならないことがあったり、睡眠時間を作って体を休めて頑張れる力を蓄えたいのは至極当然なのです。
これだけは言います。育児は奴隷ではありません。
お互いを思いやり、最善を尽くすのが重要なのです。
そのことを理解しなければ、まずお互いに自分の時間を持つことはできませんし、心のゆとりを持つことも出来ないでしょう。
まとめ
子育てって思った以上に大変なんです。でも、外で働く事も想像以上にプレッシャーの掛かることなんです。
だから、どちらも非常に大変で苦労します。
時間が足らない！そう感じているパパ・ママは、多いはずです。
もし、パートナーが動いてくれない・ワガママし放題で困る。といった場合に、お互いのライフワークを見つめ直し、どちらが働いた方が収入が上がるのか、どちらが子育てに力を入れた方が良いのか、お互い休息はとれているのか、しっかりと話し合っていかなければ、愚痴もストレスもお互いに溜まってしまいます。
そうなると、自然とケンカが増えたり、離婚が頭をよぎるようにもなっていきます。
最善とは・お金とは・幸せとは？何なのか、子供が成長していく中で価値観も変わってきますので、お互いに腹を割って話し合ってみるのも重要だったりしますよ！
