
赤ちゃんってかわいい。
でも同時に…正直めちゃくちゃ怖い存在でもありませんか?
「ママに代わって抱っこした瞬間に泣かれた」とか「おむつ替えようとしたら大号泣」なんて経験をすると、「あれ、もしかしてオレ嫌われてる?」と心が折れそうになります。
やる気はあるのに、いざ関わろうとすると泣かれる。その一度の経験がトラウマになって「育児、ちょっと遠慮しとこうかな…」となってしまうパパは意外と多いんです。
ここでは、なぜ泣かれるとパパが育児に消極的になっちゃうのか、その理由をパパ目線で整理してみたいと思います。
「泣かれる=嫌われた」と感じてしまう
赤ちゃんが泣く理由は、お腹が空いた、眠い、暑い、寒い、なんとなく不快…いろいろありますよね。
頭ではわかってるんです。
でも、自分が抱っこした瞬間に泣かれると「いやいや、絶対オレのせいじゃん!」と思ってしまう。
冷静に考えれば違うってわかるけど、泣き声って本能的に焦らされるというか、心臓をギュッとつかまれる感じがあるんですよ。
だから「また泣かれるの怖いな」と思って避けてしまう。
これ、メチャクチャあるあるなんです。
成功体験が少ないから自信が持てない
ママは授乳や寝かしつけを日常的にやっているから、どうしても経験値が高い。
泣いてても「はいはい、これは眠いサインだね」ってサッと対応できる。
でもパパの多くは、初心者マークが外れない。
頑張って抱っこしても泣き止まない。
寝かしつけも失敗。
すると「やっぱオレじゃダメなんだ」と自己否定モードに突入します。
逆に、一度でも「泣き止んだ!」「笑ってくれた!」って体験があると一気に自信につながるんです。
つまり成功体験が少なすぎて、自分にブレーキをかけちゃうんですよね。
仕事モードと子育てモードのギャップ
職場では問題が起きたら原因を探して解決する。
数字や効率で判断できる。でも育児はそうはいかない。
「原因は眠気?お腹が空いた?暑い?寒い?いや、ただの気分?」みたいに正解がない。
しかも泣き止まないと「ママじゃないと無理だね」と言われがち。
普段、仕事ではそこそこ評価されてるのに、家では通用しない感が押し寄せてきます。
ギャップが激しいほど「もうママに任せとこうかな」と思いやすいんです。
周りの一言が地味に効く
赤ちゃんが泣いてるときに「やっぱりママの方が落ち着くね」と言われること、ありませんか?
悪気がないのはわかってるんです。
でも、パパからすると「オレ不要?」って地味にヤラれるんです。
特に実家や義両親が見てる前で泣かれると「恥ずかしい」気持ちも出てきて、余計に自信を失います。
実は「泣く=信頼してる」サイン!?
ここで一つ知っておくと楽になる考え方。
赤ちゃんが泣くのは、嫌いだからじゃない。
信頼してるからこそ、安心して泣けるとも言われています。
つまり「泣かれた=頼られてる」と思い直すと気がラクになります。
もちろん、そう思えるまでには時間がかかるけど、少し視点を変えるだけで「泣かれるのが失敗」とは思わなくてよくなるんです。
パパができる工夫
じゃあ、泣かれるのが怖いパパはどうすればいいか?
短時間だけでも関わる:いきなり寝かしつけはハードル高いので、まずは数分抱っこから。
得意なことを担当する:おむつ替え、沐浴、散歩、遊び…自分がやりやすい部分を担当すると自信につながる。
ママと比べない:経験値が違うのは当たり前。「パパだからこそできる関わり」があると意識する。
泣き声をクイズにする:「この泣き方は眠いかな?」「お腹空いたかな?」とゲーム感覚で捉える。
こういう小さな工夫が「泣かれても大丈夫」な心を育ててくれます。
まとめ
赤ちゃんに泣かれると、正直めちゃくちゃ心折れる。嫌われてる気がするし、「オレじゃ無理なんだ」と思ってしまうのは自然なことです。
でも実は、泣かれるのはパパが関わってる証拠。赤ちゃんにとってパパも大事な存在だからこそ全力で泣けるんです。
一度や二度の泣かれ体験で引いてしまうのはもったいない。
短い時間からでも関わっていけば、必ず「パパだからできること」が見えてきます。
泣かれるのが怖い気持ちはみんな同じ。
大事なのは、その恐怖心をちょっとだけ乗り越えて、もう一度赤ちゃんに手を伸ばすこと。
そうやって積み重ねた時間が、パパと子どものかけがえのない絆になるんです。