パパが気をつけたい甘やかしすぎの落とし穴と、子どもとの良い関係の築き方

「パパ、甘やかしすぎ!」
ママにこんなふうに怒られたこと、ありませんか?

平日は仕事でなかなか子どもと関われない分、休日くらいはと、つい甘くなってしまう気持ち……すごくよく分かります。

でも、その“優しさ”が、実は子どもやママにとって困ったことになっているかも?
今回は、パパが気をつけたい甘やかしすぎの落とし穴と、子どもとの良い関係の築き方についてお伝えします。

甘やかしすぎ=悪いことなの?

仕事が忙しくて、平日は子どもとすれ違いばかり。
「休日くらい、たくさん遊んであげたい」「嫌われたくないから、喜ぶことをしたい」──
そんな気持ちは、パパとしてごく自然な感情です。

・好きな物を食べさせる
・欲しいおもちゃを買ってあげる
・怒らずにニコニコ付き合ってあげる

でも、それが毎週続くと、ママの子育て方針とズレが出てくることも。

「あなた、甘やかしすぎよ!」
そんなママの声に、ドキッとした経験がある人も多いのでは?

夫婦で“子育てのバランス”を取るのが大切

甘やかすこと自体が悪いわけではありません。
大切なのは、夫婦で役割のバランスを取れているかです。

たとえば…

ママが叱る → パパがフォローする
パパが注意する → ママが受け止めてあげる

このように、両親が連携して子どもに向き合えていれば問題ありません。

しかし、ママもパパもどちらも“甘やかすだけ”になってしまうと、子どもにとってルールがあいまいになってしまい、問題が起きやすくなります。

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甘やかしすぎが引き起こす問題とは?

子どもは成長とともに知恵をつけ、親の様子をよく観察しています。
だからこそ、こんな風になってしまうことも…

「パパは甘いから大丈夫」
「ママに怒られても、どうせパパが許してくれる」

こうなると、ママの子育てがうまくいかなくなるだけでなく、パパのことも軽んじるようになってしまう可能性があります。

最悪の場合──
「うるさい!」「ウザい!」と暴言を吐かれるようになってしまうことも…。

嫌われたくない?でも、叱ることも必要!

「子どもに嫌われたくない」──そう感じる親はとても多いです。
でも、必要なときに叱ることは、本当の愛情の表現でもあります。

とはいえ、毎日怒ってばかりでは、子どももストレスを感じてしまいます。
大切なのは“メリハリ”です。

・小さな注意 → 反応がない場合は“ビシッ”と雷を落とす
・そのあと、しっかりフォローと愛情を伝える

叱った後でも、しっかり愛情を伝えていれば、子どもに嫌われることはありません。

子どもは“顔色をうかがって”行動する

子どもは、親の顔色をうかがいながら、どうふるまえば怒られないかを探ります。
叱られると「良い子のフリ」や「傷ついたフリ」をすることもあります。

でも、それが本心かどうかを見極めるのも親の役目。

「何度言ったら分かるの!」
つい口から出てしまいがちなこの言葉も、子どもを追い詰めてしまう可能性があります。

“失敗”は成長のチャンス!

子どもが同じミスを繰り返すと、ついイライラしてしまいますよね。
でも、ちょっと自分に置き換えてみてください。

・洗濯物を後回しにしたり
・お惣菜に頼ったり
・仕事でミスして注意されたときに素直になれなかったり…

大人でもそんなこと、ありますよね。

子どもだって同じ。
失敗を通じて、だんだん成長していくんです。

だからこそ、ミスをしたときこそ“次はどうする?”を一緒に考えることが大切です。

褒めることはパパの大事な役目!

叱ることと同じくらい、いえ、もっと大切なのが「褒めること」。

大人だって、褒められると嬉しいものですよね。

難しい仕事を終えたとき

ちょっとした気遣いを褒められたとき

子どもも同じです。

「すごいね!」
「できるようになったね!」

そんなふうに素直に、ちゃんと見て、しっかり褒めてあげることが、子どもの自信につながります。

まとめ

甘やかしすぎるのもよくない。
叱りすぎるのもよくない。

でも、どちらにせよ、子どもを真剣に思っているからこその行動なら、必ず伝わります。

・間違ったときはちゃんと叱る
・頑張ったときは思いきり褒める
・普段からたくさん話をして、気持ちを共有する

この積み重ねが、子どもにとって「パパは信頼できる人」「大好きな人」になる近道です。

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