【子育て】訪問看護の利用が心にゆとりを持たせてくれた!

うちの息子は鎖肛で生まれ、翌日には手術を行ってNICUに何ヶ月も入っていました。何度も手術を繰り返し、退院を迎え、子育ての厳しさを知りました。この時は、まだサラリーマンだった自分は、妻をサポートすることがそこまでできていませんでした。【子育て】訪問看護の利用が心にゆとりを持たせてくれた!についてお伝えします。

仕事と子育ての両立

パパにとって、赤ちゃんが生まれてくることは嬉しく、待ち遠しいことでしょう。
無事に健康で生まれて欲しいと願いますし、誰もが何かの病を抱えて生まれてくるなんて考えもしない事でしょう。

ですが、やはりそう上手くいくものでもないというのは、生まれてきてから分かるものです。
実際、我が子にはお尻の穴が無く、鎖肛という病を持って生まれてきました。

以前にも書いていますが、本当にあっけにとられ、何が起こっているのか分からないのです。
そして、そのまま手術ができる病院まで搬送されて、翌日には手術。

本当に当時は、産後パパ育休(出生時育児休業)を取るべきだったのですが、やはり会社に行かないといけない状況・育休を男性が取るのは。。
といった、社会的な風潮に負け、出社する様になりました。

しかし、そうなるとどうしても妻に負担が掛かり、週末は極力自分が子供を見る様にはしていましたが、それでも負担が大きいのは目に見えて分かりました。
自分にとっては、その期間中の妻のストレスであったり休む時間をちゃんと作ることが出来ていなかったと、今では分かります。

当然、爆発した妻に怒られたり、泣かれたりと辛い思いをさせてしまったので、仕事を辞める決断にもなりました。

ただそんな中で妻を助けてくれていたのが、育児サポートしてくれる訪問看護の存在でした。

子育てに精通した看護師さんが助けてくれた!

仕事を辞めることになるまでは、時間も掛かります。実質子供が生まれて半年は、サラリーマンとして働いていました。
その間、妻を支えてくれていたのが訪問看護です。

訪問看護で最初に来てくれた看護師さんは、ベテランの看護師さんで鎖肛の赤ちゃんのお世話をしたこともあり、妻の質問にこと細かく教えてくれたり、子育ての相談にも乗ってくれたそうです。
訪問看護が来た時には、お風呂に入れたり遊んでくれたり、話しを聞いてくれるなど、本当に心の支えにもなっていたのでしょう。

解消のない旦那とは違って、子供・子育てに対する様々な知識もしっかりとあるため、心置きなく相談が出来たのだと思います。
もちろん、そこで教えてもらった事は、私にも妻が説明してくれていたので、ありがたかったです。

そうして、訪問看護の方から学んだ知識によって、鎖肛の息子との付き合い方もより一層頑張ろうと思いましたし、子育てが楽しくなったのも事実です。

また、妻にとっては訪問看護がいる時間は、悩みを相談したり、不安に感じていることを話す場にもなりました。
そして、息子も看護師さんの顔もすっかり覚え、家に来るとご機嫌になるので、訪問看護さんの来る日が待ち遠しくなっていったようにも見受けられます。
いまでは、そういった人の手を借りて成長したんだよ!と言っても、キョトンとしますが、私たち夫婦にとっては本当に欠かせない存在であったことには違いありません。

パパにとっての家庭とは

旦那は外で働いて稼いできて、家計を支える。
確かに昔はそういったケースが一般的でしたが、妻は家で家庭を守る状況ではないですよね。

共働きの家庭が増え、女性の社会復帰もポピュラーになっています。
そうなると、旦那にとっての家庭は、妻にまかせっきりではダメなのです。

赤ちゃんと旦那という子供の面倒をなぜ、ママ一人で見なきゃいけないの?
といった疑問や不満を抱いてもなんら間違いではないのです。
家政婦やメイドではないんですから!

だから、そんな状況が当たり前になれば、ママは家事をして、子育てして、仕事する。
イライラもしますし、口喧嘩が多くなって当然です。
だからこそ、男性・旦那はもっと家庭とは何なのか、考え直す必要性があります。

家事が出来ない。
料理はしたことない。
ゴミ出しは何曜日に何を捨てるのか分からない。
洗濯はどうやればいいの。

全部、やろうとすれば、どれでもできる事です。
もちろん、キッチンを片付けないで料理をしたり、使った物を同じ場所に戻さないと、嫌味を言われたり小言を言われます。
でも、いいじゃないですか。覚えていけば。

何もできないで、文句を言われるよりも、やって嫌味を言われた方がマシですよ。それにいずれ覚えます。
お互いのためにも、成長しなければならないのです。得手不得手はありますが、挑戦し続けることで、変化していきます。

子育てで成長するのは、子供とママだけではいけません。
パパも積極的に成長していきましょう!

まとめ

子育ては、勝手に子供が成長していくわけではありません。
確実に大人の力がなければ、健やかに成長してくれません。
ですが、パパママだけでも上手くいくとは限らないのです。
自身の父や母、岐阜に義母、兄弟姉妹や友人といった近しい人の力を借りていくことも大切なのです。

そして、我が家の様な病を持って生まれた子の場合は、自治体のサービスであったり、訪問看護の助けを借りて、一人前のパパやママになっていきましょう。
誰だって子育ては不安なことばかりです。

ママに押し付けずパパも一緒に成長するのが大切です。
仕事が大事なのも家庭を守るうえでは大事なのはわかっています。ですが、家族・家庭が壊れてしまってはいけません。
だからこそ、ママに寄り添い、しっかりとやれる事を増やしていくのも重要なのです。

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